Next.jsでbetterなディレクトリ構成を考える
はじめに
最近Next.js
を用いてアプリを作ることが多いのでより良いディレクトリ構成を考える。
TL;DR.
キレイに書けなかったのでgist行き。
ディレクトリ詳細
全体構成
create-next-app
で吐き出した状態からpages
ディレクトリをsrc
配下に移動するところからスタート。
src
配下についてはBulletproof Reactを参考にした。
src/pages
Next.js
でrouteが作られるディレクトリ。
4層Layered Architectureで言うところのinterface層がほぼ同義の認識。
現状のnextだとpages配下はすべて公開されてしまうので、routingに必要なものだけ置き抜け殻にする。
ページの機能を実装するのに必要な機能はsrc/features
配下に置く。
src/features
page、APIの機能実現に必要なものを置くディレクトリ。
どのページと対応しているかわかりやすいようにディレクトリ名はpages配下と合わせる。
もし、pages配下に無いフォルダ名がこの配下に出てくるのであれば、おそらく置く場所が違う。
※APIについては4層Layered Architectureに則るので命名はそちら優先(APIに合わせたフォルダを切るのではなく、各layerに良きようにファイル置く)
src/features/【ページ名】
ページを構成するのに必要なlayoutや機能を置いておくディレクトリ。
中身についてはBulletproof Reactをベースに以下のようにする。
- Component
- ページで使うComponentをまとめる
- Componentは以下のファイルで1セットとし、Componentが増えるたびにこのセットを増やす
- hoge/Hoge.tsx: Componentのメイン。layoutはここに入れる
- hoge/Hoge.test.tsx: Componentのテストファイル
- hoge/Hoge.story.tsx: Componentのstory
- hgoe/index.tsx: Hoge.tsxをexportする用。使う側はindex.tsxを経由してimportする
- hooks/functions
- hooks or ただの関数を置くフォルダ
- hooksを使っていればhooks配下に。ただの関数であればfunctions配下に置く
- types
- ページ固有の型定義を入れる
src/features/api
APIはクライアントに合わせてエントリごとに作るのではなく、4層のLayered Architectureを採用する。
src/pages/api
がinterface層に当たると考え、ここにはapplication
〜 infrastructure
を置く。
src/components
ページ共通のComponentを置くディレクトリ。
Componentの中身については、src/features/【ページ名】
と同じルールを採用する。
src/functions,hooks,stores,styles
それぞれページ共通のものを置くディレクトリ。
ページのユースケースが入り込まないように気をつける。
まとめ
今回はNext.js
でのディレクトリ構成について考えた。
記載した内容はあくまで執筆時点で何もしないよりは良いかなと考えている内容なので、もっとこうしたほうが良いとか数ヶ月に見てこれじゃキツイだろとかは出てくるかもしれない。
そのため常に最新の情報をキャッチアップしつつアップデートしていければ良さそう。